中国会計に関するFAQ

Q:発票(ファーピャオ)とは、何ですか?

発票とは中国における請求書(Invoice)のことです(≒領収書!)。徴税効率の向上や脱税の防止を目的として、中国では日本のように企業が自由な形式で請求書を発行することは認められず、税務機関から購入した法定の発票用紙を使用しなければなりません。発票は台帳によって連番で管理されており、未使用の発票は税務機関に返却する必要があります。

【日本の請求書や領収書との違い】
発票は税務上の請求書(Invoice)としての意味合いが強いところが、日本の請求書と大きく異なる点といえます。つまり税務申告の際には税務機関に発票を提出する必要があり、例えば商品の買い手である企業は税務機関に仕入に関する発票を提出しない場合には経費として認められません。これにより買い手は売り手に対して、税務機関が発行した“正式な発票”を要求するというインセンティブが働き、結果として販売側が売上を簿外処理することに対する牽制となるのです。

【発票には宝くじがついていることがある!】
税務申告を行わない一般消費者が買い手の場合には、このような牽制機能は働かないと思われるかもしれませんが、そうではありません。消費者に対しても十分に機能しているのです。
飲食業などの一部の発票には、スクラッチ式の「宝くじ」が印刷されています。これは日本でもおなじみの宝くじで、銀色でコーティングされている部分を小銭等ですると、当たりかどうかが分かります。食事のあと、発票に印刷されているスクラッチ式の宝くじを楽しむために、消費者は飲食店などに対し発票を要求します。“当たり”が出た発票は、その場で現金と交換できます。よく出来た制度だと、本当に感心します!



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