中国会計に関するFAQ

Q:「増値税専用発票」の発行について教えてください。

【増値税専用発票の綴り】
「増値税専用発票」は、少なくとも次の3枚綴りでなければなりません。

増値税専用発票の綴りの用途

名称 用途 買い手 売り手
発票聯 買い手が仕入の会計仕訳に添付する。
控除聯 買い手が税務機関より仕入控除の認証を受けた後に保管する。
記帳聯 売り手が販売の会計仕訳に添付する。

なお、売り手の控え用綴りがあるものが一般的です。

【増値税専用発票の発行に関する制限】
「増値税専用発票」は、税務当局の指定するICカードと専用ソフト・設備を使って発行しなければなりません。発票用紙は税務当局から購入します。 偽りの仕入取引を通じて仕入控除額を過大申告する脱税行為を予防するために、税務当局は、企業が毎月購入できる発票用紙の枚数、そして請求金額の上限を制限しています。 売上の増加により、現在割当られている枚数や金額では足りなくなった場合、所管の税務当局に申請をします。

一枚の発票の請求金額の上限

(人民元) (1元=12.5円で、円相当)
請求額の上限 請求額の上限
発票用紙の名称 税抜金額 税込金額 税抜金額 税込金額
千元版 9,999.9 11,699.9 125,000 146,250
万元版 99,999.99 116,999.99 1,250,000 1,462,500
十万元版 999,999.99 1,169,999.99 12,500,000 14,625,000
百万元版 9,999,999.99 11,6999,999.99 125,000,000 146,250,000
千万元版 99,999,999.99 116,999,999.99 1,250,000,000 1,462,500,000


発票用紙の購入可能枚数の制限

通常25枚の倍数単位で、購入可能枚数が決められています。(25枚→50枚→75枚へ順次増加)

関連サービス

IFRS /米国基準の導入支援

欧米企業への経理支援や監査を通じてIFRS /米国基準の実務をよく知る公認会計士が中心となり、IFRS /米国基準の導入を全面的に支援いたします。

海外子会社の内部監査の支援

豊富な内部監査経験を蓄積し、海外の商習慣や言語に精通したコンサルタントが、海外子会社の内部監査業務の代行(または共同作業)を行います。