中国会計に関するFAQ

Q:中国版SOXである”C-SOX”について、教えてください。

J-SOXに続き、2008年6月に中国でもC-SOX(企業内部統制基本規範)が公表されました。内部統制の基本的な目的として、1.法令等の遵守、2.資産の保全、3.財務報告の信頼性、4.業務の有効性・効率性の4つを大きな目的として挙げています。

【適用対象企業と適用時期】
2011年1月1日から、国内市場および国外市場の両方に上場している企業が適用対象となります。そして、2012年1月1日からは、国内市場(上海市場・シンセン市場)のメインボードの上場企業も適用対象となる予定です。
非上場の大中型企業は適用が推奨されているだけで、義務はありません。

【ガイドライン】
2011年4月に、財政部、証券監督管理委員会、審計署、銀行監督管理委員会、保険監督委員会5機関連名で「企業内部統制の連携ガイドライン」が発表されました。本ガイドラインには「企業内部統制応用ガイドライン」、「企業内部統制評価ガイドライン」、「企業内部統制審査ガイドライン」の3つのガイドラインが含まれています。

【C-SOXの特徴】
J-SOXとして比較して、C-COXは内部統制の統制活動が非常に詳細に記載されており、不正防止を強く意識しています。
たとえば、資金管理に関するガイドラインには、以下のようなことが記載されています。

ガイドラインの構成 キーリスク(第3条) 統制を整備すべき重要な分野(第4条)
第1章 総則
第2章 職務分掌・承認統制
第3章 現金預金に関する統制
第4章 手形印鑑の管理


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