新システム導入後のバグ対応

本社の新システム導入後のバグ対応プロジェクト

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業種|小売業
国籍|イタリア
規模|15名
売上|20億円
 
親会社による主導のもと、日本法人も親会社と同一のERPシステムが導入された。非常に短期間での導入プロジェクトであったため、導入後に多数のバグが発見された。経理業務にも影響が及んだため、弊社が親会社のIT部門と連絡を取り、バグ対応を進めた。改善されるまでに約1年を要した。

プロジェクトの背景

欧州本社のITスタッフが日本の商慣習等を十分に理解しないまま、本社主導で日本法人にERPシステムを導入した。導入前テストも不十分だったため、本番導入後に棚卸資産残高がマイナスになるなど多くのバグが発生した。また、日本の商慣行で必要となる帳票の取扱いも考慮されておらず、ERPシステムからアウトプットできず、営業部署もお客様対応に苦慮する事態に陥っていた。日本法人にはIT部門がなかったため、イタリア本社のITスタッフが出張ベースで導入プロジェクトを短期間で進めたことが原因となっていた。

業務・提案内容

(1)部門間コミュニケーション

バグの事実関係を本社IT部門に電話やメールで正確に伝達し、正しく理解していただくことに努めた。対応すべき課題が多かったため課題管理表を作成した。この課題管理表に基づいて、関係者と進捗状況を共有するようにした。本社IT部門が対応してくれたものについては、日本側でも内容を検証し、必要に応じて追加の修正依頼を行った。

(2)出力帳票の棚卸し

現状の出力帳票の棚卸しを行い、本社IT部門に新規開発してもらうことが必要な帳票類を提案し、雛形の設計を行った。

プロジェクトの成果

当初はトラブルが多発し、月次決算が遅延していたが、約1年に及ぶ継続的なバグ対応や改善を通じて、現在は安定した運用になっている。


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